こんなことがありました@10/4。
サッチとエースの会話。
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がたん。
で?
「は?」
決まったのかよ
「……関係」
ねェってこたねーだろお前、相談乗ってやったろ?ん?誰だっけなァ、1ヶ月も前からそわそわしてやがったの
「うるせェ」
初めはいつだったっけな。ああそうだ、さあ安らかで健やかな眠りの中へ人が気持ちよく微睡んでるトコに押し掛けてきてよ。キレーな女へのプレゼントならまだしもイイ歳のオッサンの欲しがる物なんざ
「うるせェって、悪かったよ!」
……で?
「…まだ」
やっぱなァ
「聞いてみたけどさ」
おっ
「出してねェ書類って言われたり」
ぶ
「なんだっけ…静寂、とか」
どんだけ煩く聞いたんだよお前
「別に、普通だ」
普通ねェ
「そしたら…」
んん?
「物は要らないんだと。で…おれが欲しい物くらい分からねェか、って…」
………そう
「ンなの狡ィってんだ」
……そうね
「それ以上聞けねェしさ」
ん?
「…おれ…マルコの事もーちょい分かってる気だったんだけどな」
へ、なにお前分かんねェの?
「ん?なに…サッチ分かんの!?」
そりゃお前
「ッ、待て、やっぱ聞かねェ!」
は?
「自分でひねり出す!」
あ、そ
「おう」
ヒントも要らないのね?
「……それくらいなら…」
はは
「ッ、やっぱ」
良いから聞けって。
あいつが、愛しくて、大切で、焦がれてしょーがないもんが…近くにあるでしょーが
「…………あ…え…?」
あァー簡単過ぎたか?悪かったな
「…どーしよ…」
さァ?
ま。…せーぜー頑張んな
「…おう」
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